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新潟県燕市、ビッグデータ分析サービス「DS.ANALYSIS」を導入[ニュース]

新潟県燕市、ビッグデータ分析サービス「DS.ANALYSIS」を導入[ニュース]

燕市は、ヤフー株式会社が提供するビッグデータ分析サービス「DS.ANALYSIS」導入した。ふるさと納税のプロモーションや地域の魅力発信にビッグデータを活用していく。


Yahoo! JAPANでは、多様なサービスから得られるビッグデータを活用し、企業や自治体向けに事業の創造や成長支援、課題解決などにつなげるインサイトを提供することを目的として、2019年に事業者向けデータソリューションサービスの提供を開始した。このサービスには、検索データや位置情報を中心としたYahoo! JAPANのビッグデータを元にブラウザー上で調査・分析できる「DS.INSIGHT」、統計データをブラウザー以外のシステムからもダイレクトに利用できる「DS.API」、個々の企業や自治体の要望に応じてオーダーメードの課題解決を行う「DS.ANALYSIS」がある。


燕市では、ふるさと納税を通じて地域の魅力を発信していくことを主な目的として、「DS.ANALYSIS」を導入。燕市が把握しているふるさと納税申込者のデータでは男女比率がほぼ半々の一方で、女性からの問い合わせが多い状況であった。市による、“関心を持つ人の割合は女性の方が多いのではないか”という仮説に対し、検索データでも裏付けができるなど、データに基づくプロモーション戦略や返礼品選定の道筋をつけることが可能となった。

(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)