群馬県、LINE公式アカウントで「ぐんま大雨時デジタル避難訓練」を実施[ニュース]
群馬県は、住民がすぐに利用できるオンライン行政窓口プラットフォームサービス「GovTech Express」を提供する株式会社Bot Expressが開発した「群馬県デジタル窓口」において、2022年6月1日、「ぐんま大雨時デジタル避難訓練」を実施することを発表した。
2020年7月に「群馬県デジタル窓口」開設以降、多くの群馬県民が友だち登録し、県民の約4割に相当する75万人が登録するなど、県と県民の重要なコミュニケーションインフラとなっていた。
そして今回、「自治体のLINE上で行う避難訓練」の機能がGovTech Expressに機能拡張され、全国のGovTech Express導入自治体は追加費用なく同施策を実行可能となった。
この取り組みを通して、群馬県におけるデジタル化の更なる加速、災害レジリエンスNo.1に向け災害時の県民の迅速な避難や身を守る行動への寄与、さらに同県の施策を参考に全国自治体においてデジタルを活用した防災の取り組みが拡がることが期待される。
■群馬県デジタル避難訓練企画概要
群馬県民の防災意識向上を目的に、LINE公式アカウント「群馬県デジタル窓口」を活用しスマートフォン上で避難訓練を実施。コロナ禍で人を集めての避難訓練が困難となり、防災意識の低下が懸念されることから、自宅や地域にどのような災害のリスクがあるか、避難所の位置などを知ってもらい、いざというときの避難に役立ててもらうことを狙いとしている。なお、都道府県が運営する公式LINEアカウントを用いた避難訓練の実施は、全国初の取組となる。
開催日時:2022年6月1日(水)正午12時配信。その後いつでも訓練可。
配信方法:群馬県公式LINEアカウント「群馬県デジタル窓口(@gunma_digital_gov)」登録者への通知
特 徴:最初に選択した市町村に連動し、訓練内で使用するリンク先を選択市町村がフォーカスされた形で表示させることで身近な情報が直感的に入手可能となり、参加者の検索する負担を大幅に軽減。
配信内容:スマートフォン上で大雨時の避難に関する一連の情報が確認可能
参 考:約75万人登録(都道府県公式LINEアカウント全国No.1)(ワクチン専用除く)
公式HP :https://www.pref.gunma.jp/06/h46g_00171.html
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)