鳥取県、防災アプリの多言語化から2年で利用者数3倍に[ニュース]
島根県は、2018年12月より、株式会社リットシティのAp-Portalをベースとした防災アプリ「あんしんトリピーなび」の提供を開始していた。2020年3月に多言語化(日本語を含む10ヶ国語に対応)を行い、その後も情報種別の追加など改良を加え、現在では利用者数が27,000を超え、2020年3月時点から3倍に増加したことを発表した。
2022年4月には、「あんしんトリピーなび」の利用者数が鳥取県の人口比で5%を超え、世帯比では12%を超える状況となり、鳥取県の情報発信力と県民の防災意識の高さが浮き彫りとなった。
「あんしんトリピーなび」がもたらしたアプリ導入の効果や、これからアプリの導入を検討している自治体へのアドバイスなどについて、鳥取県の担当者が語った。
■■■■■ インタビューの内容 ■■■■■
1. アプリ導入前の課題
2. アプリ導入の効果
3. Ap-Portalを選んだ決め手
4. Ap-Portalの活用方法
5. 他の自治体へ導入アドバイス
■自治体アプリ「Ap-PortalⓇ(アップ・ポータル)」とは
自治体アプリ「Ap-PortalⓇ(アップ・ポータル)」は、2015年よりサービス提供開始し、2022年1月時点で約70の自治体で導入されている、自治体広報・防災アプリ運用サービス。
自治体が既に配信している、ウェブサイト、各種SNS、メルマガ、防犯・防災情報、ゴミ収集、イベント告知など、システムやサーバーごとに散らばった行政情報を1つのアプリにまとめてパッケージ化し、情報が更新された際には、プッシュ通知で利用者に新着情報を知らせるため、防犯や防災アプリとしても有効に活用されている。
■あんしんトリピーなび紹介サイト
鳥取県危機管理局 鳥取県防災アプリ「あんしんトリピーなび」
【ウェブサイト】https://www.pref.tottori.lg.jp/toripynavi/
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)