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海士町、noteと連携協定を締結[ニュース]

海士町、noteと連携協定を締結[ニュース]

島根県海士町は、note株式会社と4月26日(火)に連携協定を締結した。協定を機に、noteディレクターが海士町の情報発信アドバイザーに就任。地域住民から関係人口にあたる人々まで、全員を情報発信の担い手として巻き込み、総合的なサポートを受けながら街全体を盛り上げていく。

島根県沖にある人口約2,250人の離島の街、海士町では、観光や情報発信に関わる行政と民間の有志のメンバーが集い、島の広報ブランド戦略や関係人口向けの情報発信を検討・推進するチームを設置している。今後は、アドバイザーに就任したnoteディレクターがこのチームの一員として会議に参加し、アドバイスや提案を実施していく。


島内の企業や町民に勉強会を実施したり、児童・生徒に表現力を育む出前授業なども行うことで、街全体の情報発信力を高めることにも挑戦する。
本協定を通じて、海士町の広報・ブランド力をより高め、特に離島や過疎地域にとっての情報発信の先進事例をつくることを目指す。
また、noteディレクターが自治体の情報発信アドバイザーに就任することは初の取り組みとなる。

■具体的な取り組み
1.海士町が実施する「島の情報発信会議」への参加
アドバイザーに就任したnoteディレクターが、広報ブランド戦略や、海士町の関係人口にあたる方々向けの情報発信を検討・推進する会議に定期的に参加。アドバイスや改善案の提案など、海士町の情報発信を総合的にサポート。

2.noteディレクターが年に数回島を訪問し、島内のnoteクリエイターをサポート
海士町では、行政・図書館・ホテル・企業・出版社など、島内のさまざまな組織や人がすでにnoteを使って情報発信をはじめている。そこで、年に数回、noteディレクターが島を訪問。島内のクリエイターのサポートや、これからはじめたい人向けの勉強会などを実施する。

海士町内のクリエイターの記事をまとめたマガジン
海士町みんなのnote:https://ama-town.note.jp/m/m666773f028ba

3.学校のnote活用のサポートと出前授業の実施
海士町ではすでに自治体や図書館でも利用しているnote pro。このたび、小中学校でも導入が決まり、発信がはじまる。また島内にある唯一の高校、隠岐島前高等学校では、すでに生徒が自主的にnoteを使って発信をはじめている。行政が運営する海士町公式noteの記事を、高校生が執筆するといったコラボレーションも生まれている。学校のnote活用のアドバイスや出前授業の実施を通じて、これらの取り組みをさらにサポートしていく。

高校生が書いた海士町公式noteの記事をまとめたマガジン
ちいこく(隠岐島前高校 地域国際交流部):https://ama-town.note.jp/m/m5a3f6012ced0
海士町立海士中学校:https://ama-jhs.note.jp/

(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)