那須塩原市、研修にVRを活用した「NTT XR ハラスメント研修VR」を導入[ニュース]
那須塩原市は4月25日~4月28日、那須塩原市役所 本庁舎にて実施するハラスメント研修において、VRを活用した「NTT XR ハラスメント研修VR」を導入する。
職場における「パワーハラスメント」(以下、パワハラ)とは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係といった職場内での優位性を背景に、業務の適切な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりする行為のことを言う。
東日本電信電話株式会社(NTT)が提供する「NTT XR ハラスメント研修VR」では、単なるパワハラにあたる行為の基本知識の習得に終わることなく、VRを活用したパワハラ行為者・パワハラ被害者の目線で臨場感のある疑似体験を通じて、問題行動や改善すべき職場環境を、体感を通じてより深く理解することができる。
那須塩原市においては、当事者意識の醸成を図ることを目的に「NTT XR ハラスメント研修VR」を庁内ハラスメント研修に導入することとなった。
「NTT XR ハラスメント研修VR」の特徴
・ VRを活用した臨場感、圧迫感のある当事者視点の疑似被害体験
・ 豊富な23シナリオのVR映像(180度立体映像・360度映像)
・ パワハラだけでなく、様々なハラスメント事例(シーン)を豊富に収録したサブスクリプションモデル
・ 社内研修用のインストラクションガイドやワークシートを提供
・ 解説×体験×内省×ディスカッションを繰り返すことで、より深い気づきを醸成
・ 集合型の研修だけでなく、オンライン型研修にも対応
・ NTTラーニングシステムズが有する豊富な教育研修ノウハウと映像技術を活かした没入感の高い教材
下記はVRコンテンツの映像イメージ。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)