行方市、Another worksと連携し、行政で複業人材を登用する実証実験を開始[ニュース]
茨城県行方市は2022年4月8日、SaaS型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を展開する株式会社Another worksと連携協定を締結し、行政へ複業人材を登用する実証実験を開始した。
日本は人口減少や少子高齢化などにより、人手不足という深刻な課題に直面している。特に地方自治体では、DXや広報PR、マーケティングなどの専門的なスキルをもつ人材が不足。日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボの調査では、行政サービスのデジタル化において、最大の課題は人材不足にあるという結果も出ている。
本実証実験では、「複業クラウド」を活用し働き方改革アドバイザーと業務改善アドバイザーの2職種を公募。働き方改革アドバイザーは、職員の残業の偏りの解消や、テレワークなどの時代にあった働き方の体制を整えるなど、庁舎内における働き方改善のための施策を検討する職種、業務改善アドバイザーは、現在の業務の標準化や生産性の向上に向けた体制の整備に取り組む中で、効果的な改善計画を立て効率化を図っていくための職種となる。
募集職種は以下の2種
「働き方改革アドバイザー」(https://talent.aw-anotherworks.com/projects/15730)
「業務改善アドバイザー」(https://client.aw-anotherworks.com/projects/16575)
応募は複業クラウドに登録後のエントリーとなる。
スケジュールは以下の通り。
4月8日 公募開始
4月22日 公募終了
5月下旬 内定
6月~ 業務開始
11月末 業務終了
12月 最終報告会
実験成果によっては延長あり
(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)