愛媛県、デジタル実装加速化プロジェクト“TRY ANGLE EHIME”を実施[ニュース]
愛媛県は、県内を実装フィールドとしたデジタル実装加速化プロジェクトを実施することを発表した。
民間事業者(コンソーシアムを含む)から企画提案を募集し、デジタル技術の実装や県内への横展開の実現性等の高い提案を 10事業程度選定予定。
愛媛県では、アフターコロナを見据え、産業の稼ぐ力の更なる強化のため、デジタル技術やロボットを実装し、地域課題の解決にチャレンジする「デジタル実装加速化プロジェクト」“TRY ANGLE EHIME”を今年度より展開する。
■プロジェクトの主な特徴
1)愛媛県内を実装フィールドとした企画提案を募集
2)採択事業に最大3000万円/件の委託費
3)プロのきめ細やかなサポート※
※デジタル実装支援の多様な実績を有するReGACY Innovation Group, Inc.のノウハウを活用し、実装をサポートする。
※応募開始に合わせ、リモート事前相談も受け付けている。
事前相談期間:2022年4月11日~4月25日(WEBサイトで受付)
【事業概要】
・実施期間:2022年4月8日~2023年3月31日(予定)
・公募期間:2022年4月8日~2022年4月29日(予定)
・事業名:愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト
「TRY ANGLE EHIME(トライアングルエヒメ)」
・募集プロジェクト数:10件(予定)
・実装委託費:3000万円/件
・申込方法:WEBサイト申し込みフォームより
・WEBサイト:https://dx-ehime.jp
・事務局:ReGACY Innovation Group, Inc.
・事業内容
(1)実装事業の募集
愛媛県内を実装フィールドとして、農林水産、医療・ヘルスケア、防災・防犯、モビリティ、ものづくりなどの多様な産業領域における地域の課題に対して、民間事業者(コンソーシアムを含む)から企画提案を募集し、審査会においてデジタル技術の実装や県内への横展開の実現性等の高い提案を10事業程度選定する。最終的に採択された10件のプロジェクトには、現地の事業者とコンソーシアムを組成いただき、課題解決につながるデジタル・ソリューションの実装検証を行う。実装のための委託費として1案件最大3000万円を上限として委託する。
※委託費用には、事業費、交通費、人件費、リース料(ソフトウェアなど)などの計上が可能。
(2)実装事業の実施
選定した事業について、それぞれ委託契約を締結の上、各地域で実装検証を実施し、得られたデータを蓄積するとともに、デジタル技術の実装や県内への横展開の実現性等について検証。
(3)ナレッジ共有会の開催
当事業から得られた実装成果やデータ等を用いた事業者同士のナレッジ共有会を開催。
(2023年2月頃を予定)
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)