神津島村、NTT東日本とICTを活用した地域活性化に向けた連携協定を締結[ニュース]
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神津島村と東日本電信電話株式会社 （NTT東日本）東京西支店は、ICTを活用した地域活性化に向けた連携協定を締結した。
神津島村では「誰もが健やかで、生き生きと活力のある島づくり」を村政運営の基本理念とし2021年3月に「神津島村第5次総合計画」を策定した。総合計画の推進にあたり、SDGｓが目ざす持続可能な環境や社会の構築に向けて、先進的にICT技術を活用した新たな島づくりを進めていく。
2030年度までの島づくりの目標を定めた第5次総合計画の実現に向け、この度、神津島村とＮＴＴ東日本は「ICTを活用した地域活性化に向けた連携協定」を締結し、協働することなった。
NTT東日本は、本協定により、クラウドやIoT、AI技術等を活用し、「島内の課題解決」および「島民・来島者サービスの向上」を図っていく。
※神津島村第5次総合計画（URL)
【協定の内容】
■ 協定名称：ICTを活用した地域活性化に向けた連携協定
■ 協定締結日：2022年4月１日（金）
■ 協定締結者：神津島村長 前田 弘
東日本電信電話株式会社 東京事業部 東京西支店長 髙山 英一
■ 協定に基づき共同検討を行うICT技術を活用した重点的な取組み
① キャッシュレス化の推進に関すること
② 島内交通整備に関すること
③ 観光振興に関すること
④ eスポーツを活用したコミュニティ活性化に関すること
⑤ 上記①～④のデータ利活用に関すること
神津島村第5次総合計画基本方針と取り組み内容
【今後の展開】
本協定の締結により、神津島における交通及び一般決済のキャッシュレスプラットフォームの構築から着手する。
村営バスのキャッシュレス化を足掛かりに交通機関だけでなく小売店や施設等でも同様のキャッシュレスプラットフォームを活用することで、島民ならびに来島者にとって利便性が高く使い続けられる「交通/一般決済のキャッシュレス手段」の導入を目ざす。
将来的には利用者のインターフェイスを一元化し、移動から消費活動までストレスフリーなキャッシュレス決済を実現することで、自然豊かな神津島村の観光促進にも寄与したいと考えている。
（執筆：デジタル行政 編集部 柏 海）