守口市、スマート申請システムを採用しオンライン申請サービスを提供開始[ニュース]
大阪府守口市は、株式会社TKC「TASKクラウド スマート申請システム」を採用し、4月4日から「守口市オンライン申請システム」のサービスを開始。
〈来庁しなくてもいい市役所〉として、市が提供するあらゆる行政手続きをオンライン化し、市民が24時間365日、いつでも・どこでも時間や場所を選ぶことなく手続きできる環境を整備していく。
加えて、本人確認が伴う申請手続きや各種相談など市民が〈来庁しなければならない〉場合にも、オンラインで予約や事前申請を受け付けることで〈待たせない・書かせない窓口〉を実現する。
こうした取り組みを通じて、より一層の〈市民の利便性向上〉と〈職員の業務効率化〉を目指していく。
守口市では、〈来させない・待たせない・書かせない〉窓口の実現による市民の利便性向上を目指し、かねてより全庁を挙げたDXを推進してきた。その取り組みの一つが行政手続きのオンライン化である。
4月からスタートする「守口市オンライン申請システム」の構築では、サービスの立ち上げにかかる時間・コストなどの低減を図るため、独自にシステムを構築するのではなく、大阪市町村スマートシティ推進連絡会議(GovTech大阪)が共同調達した「電子申請システムA導入業務」の枠組みに参加し、府内3市とともにスマート申請システムを共同利用することとした。
これにより、〈来庁しなくていい市役所〉に向けてあらゆる行政手続きをオンライン化し、市民がスマートフォン等を使って“いつでも、どこでも”時間や場所を選ぶことなく申請手続きできる環境を整備。4月から「接種券発行申請書(新型コロナウイルス感染症)」などのオンライン申請をスタートし、対象手続きは順次拡大する計画。
また、本人確認が伴う申請手続きや相談など市民を〈来庁しなければならない〉場合でも、オンラインで予約や事前申請を受け付けることで〈待たせない・書かせない窓口〉を実現する。例えば、これまで電話で受け付けていた法律・税務相談の予約をオンラインで受け付けるほか、6月以降には各種証明書(住民票の写しや納税証明書など)の事前申請にも順次対応する予定。
こうした取り組みを通じてより一層の〈市民の利便性向上〉と〈職員の業務効率化〉を目指していく。
TASKクラウドスマート申請システムは、申請・認証から決済、交付まで、一連の行政手続きをオンライン上で完結するクラウドサービス。
2020年夏に株式会社TKCより提供が開始され、職員自ら申請手続きを容易に作成できる機能など、システムの使いやすさや将来に向けた柔軟性・拡張性が認められ、現在、大阪市や堺市など政令市を含む全国約20団体に採用されている。
サービス概要
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1.名称
「守口市オンライン申請システム」
2.サービス開始日
2022年4月4日(月)
3.対象手続き
「接種券発行申請書(新型コロナウイルス感染症)」の申請
「弁護士による法律相談」の予約申し込み
「税理士による税務相談」の予約申し込み
「母子健康手帳交付」の予約申し込み など
対象手続きは順次拡大の予定
詳細は守口市のサイトから↓
▲https://www.city.moriguchi.osaka.jp/
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)