十和田市、新たな交通ターミナルにスマートバス停を導入[ニュース]
青森県十和田市は、新しい交通ターミナル「十和田市まちなか交通広場」へ、株式会社YE DIGITALと西鉄エム・テック株式会社が共同開発した「スマートバス停」を2基導入し、2022年4月1日より運用を開始したことを発表した。
十和田市は、2012年の「十和田市駅」の廃止により、公共交通の利便性やアクセスの面で課題を抱えていた。そこで、地域公共交通の新たな交通拠点「十和田市まちなか交通広場」を整備し、公共交通機関相互の接続性を向上させることで、利用促進につなげ、持続可能な地域公共交通体系の構築を進めている。
当広場は、多くの市民や市外からの来訪者の利用が見込まれることから、誰もが見やすく、分かりやすい交通情報を提供することで、快適に公共交通を利用できるよう、今回十和田市内で初めてスマートバス停が導入された。
■「十和田市まちなか交通広場」設置のスマートバス停、機能概要
・複数の路線バス(十和田観光電鉄(株)、岩手県北自動車(株)、ジェイアールバス東北(株)、高速バス、市コミュニティバスの運行情報を統合表示。
・現時間帯の時刻表を拡大表示。誰でも見やすい時刻表へ。
・当日の運行時刻表を大きく表示が可能。
今回設置されたスマートバス停は、十和田市まちなか交通広場
(青森県十和田市稲生町21番2)。
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)