「デジタル田園健康特区」に指定された長野県茅野市が企業との連携のさらなる促進を図るため、「茅野市地域創生SDGsレポート」を作成 [ニュース]
長野県茅野市では、地域創生のコンセプトである“若者に選ばれるまち”を企業や市民とともに実現するため、「茅野市地域創生SDGsレポート」を作成した。このレポートは、SDGsに関係する茅野市の事業をまとめ、茅野市の取り組みを多くの方に分かりやすく伝えるためのもの、としている
◆茅野市地域創生SDGsレポートの構成 【表面】
SDGsの取組と事業を”SDGsウェディングケーキ”の形に配置し、SDGsの17の目標の達成に特に寄与すると思われる事業を、各目標4事業を目安に抽出し掲載している。
◆【裏面】
表面の取り組みのうち6事業を抽出し、該当する目標や事業の詳細等や企業版ふるさと納税を寄附した企業の名称等を記載している。
◆茅野市地域創生SDGsレポート作成の目的
長野県茅野市では、“若者に選ばれるまち”の実現をコンセプトに地域創生に取り組んでおり、「第2次茅野市地域創生総合戦略」の具体的施策にSDGsの17の目標を反映し、地域創生の取組とSDGsの達成とを一体として進めてきた。
国家戦略特区である「デジタル田園健康特区」に指定されたことを受け、企業や市民など、より幅広いプレーヤーとともに地域創生の取組を進めるため、“若者に選ばれるまち”を目指す茅野市の取組とSDGsとの関連性(皆さんと茅野市との接点)を明確化する市独自の取組として「茅野市地域創生SDGsレポート」を作成する。
◆茅野市地域創生SDGsレポートにより目指す姿
本レポートにより、個人、企業と茅野市との接点(SDGs)を示すことで、“SDGsを意識し行動する個人、企業の茅野市への関心”と“SDGsに取り組む企業の活力や投資”を呼び込み、地域創生事業=SDGs関連事業の一層の推進と、新たなパートナーシップの構築につなげるとともに、個人、企業のSDGsのゴールの達成に寄与することを目指す。
HP:https://www.city.chino.lg.jp/soshiki/kikakuzaisei/sdgsreport-r4.html
(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)