• TOP
  • 記事
  • 世田谷区、デジタル地域通貨「...

世田谷区、デジタル地域通貨「せたがやPay」の加盟店が2,000店舗を突破[ニュース]

世田谷区、デジタル地域通貨「せたがやPay」の加盟店が2,000店舗を突破[ニュース]

東京都世田谷区はデジタル地域通貨「せたがやPay」の運用開始から1年が経過し、加盟店が2,000店舗を突破した。

「せたがやPay」は、東京都世田谷区の支援のもと、世田谷区商店街振興組合連合会が運営する、世田谷区を対象とするデジタル地域通貨。2021年2月20日に提供開始後、コロナ禍における感染予防対策として非接触決済への関心が急速に高まったことや、各種キャンペーンやソーシャルメディアでの加盟店紹介、アプリ利用サポートイベントの開催等を通じて利用者数と加盟店数を順調に伸ばし、スタートから約1年となる2022年3月3日時点で加盟店2,000店舗を突破した。利用者数は53,000ユーザー、流通総額19億円となっている。

せたがやPayでは、利用者の利便性向上を目的とした加盟店検索機能強化とコインの個人間譲渡機能、加盟店の運用効率化を目的とした決済画面UI(ユーザーインターフェース)改善を今春中にも実施予定。また、世田谷区では2022年度予算において、「せたがやPay・プレミアム付区内共通商品券の発行支援」を含む産業振興予算として約6億円を計上しており、国民健康保険ポイント事業や入浴券の電子化などでも「せたがやPay」を活用していく予定。

また、システム提供と運用支援を行うフィノバレーでは今後も使いやすいUIや魅力的なコンテンツ、キャンペーンの企画・運用を通じ、「せたがやPay」の普及促進を目指していくとしている。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)