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神戸市、Webシステムのリアルタイムナビゲーションツールの概念実証(PoC)の実施を決定[ニュース]

神戸市、Webシステムのリアルタイムナビゲーションツールの概念実証(PoC)の実施を決定[ニュース]

神戸市は、同市で活用中の電子申請システム「e-KOBE(神戸市スマート申請システム)」のナビゲーションとして、テックタッチ株式会社が提供するWebシステムをリアルタイムナビゲーションするデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ®」の概念実証(以下、PoC)を行うことを決定した。

現在、行政手続きの利便性向上や行政運営の簡素化・効率化、また、新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの推進・不要不急の外出自粛・三密回避といった生活や働き方の変化による市民ニーズの高まりを受け、各自治体が電子申請サービスの導入を始めている。神戸市でもその取り組みとして、株式会社TKCの「TASKクラウド スマート申請システム」を活用している。

ただし、一般的に、システムでの行政手続きの電子化を進めるのみでは、システムの操作に不慣れなユーザーはその潮流に取り残されてしまう懸念がある。その懸念払拭のために、神戸市は、同サービスの更なる利便性向上を目的に、画面上にシステムの操作ナビゲーションをノーコードで作成することができる「テックタッチ®」の利用を検討することに決めた。

PoCの実施期間は、2022年2月22日から2022年3月31日まで。対象システムは、e-KOBE(神戸市スマート申請システム) で、対象ユーザーは神戸市職員を予定している。

(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)