福井県、保有施設で障がい者手帳アプリ「ミライロID」の利用が可能に[ニュース]
福井県は、2022年3月1日から障がい者が県有施設での使用料等の障がい者減免を受ける際に、障がい者手帳の提示に代えて障がい者手帳アプリ「ミライロID」の利用が出来るようにした。
このアプリは株式会社ミライロが提供するスマートフォン用アプリで、障がい者手帳(身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳)をアプリ内に登録することで、手帳情報がスマートフォン画面に表示できるようになり、その画面を公共施設の窓口等で提示することで、障がい者割引を受けることができるようになる。同アプリは、すでに100を超える自治体で導入されている。
福井県内の施設で利用可能なのは、県が保有する博物館や美術館などをはじめとする、10施設である。
なお、療育手帳の保有者は、マイナポータル連携が完了する今年11月からの利用可能となる。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)