加古川市、情報通信技術を利活用したコミュニティサイクルを導入[ニュース]
兵庫県加古川市は2月1日より、情報通信技術を利活用したコミュニティサイクルを導入する。
加古川市では、市内の周遊性向上及び見守りサービスの充実等に資するデータ利活用を行うため、デジタル田園都市国家構想推進交付金(デジタル実装タイプ TYPE2)を活用した、情報通信技術利活用コミュニティサイクル(シェアサイクル、高齢者見守り自転車)の運営について、ALSOKと令和5年3月31日までの業務委託契約を締結している。
次年度以降についても、当該事業を継続的に展開すること及びデータ連携体制を構築するため、高齢者見守り自転車業務を担うALSOK及びシェアサイクル業務を担うPiPPAとの間で三者協定を締結し、コミュニティサイクルの利用促進を図っていく。
移動データをにぎわいづくりに活用!駅周辺で「シェアサイクル」
JR加古川駅等にシェアサイクルを導入。目的地までの移動利便性や周遊性を高めるとともに駐輪ポートの空き状況や利用状況のデータを収集し、駅周辺の交流・にぎわいづくりにつなげていく。
(料金:30分110円~、時間:24時間365日貸出返却可能、支払:キャッシュレス決済)
見守りタグ検知器を搭載した電動アシスト自転車「見守り自転車」
60歳以上の人に、「見守りタグ」の検知機能を搭載した電動アシスト自転車を貸し出す。日常生活の移動に自転車を使いながら、自然と見守りボランティアの活動もでき、見守りサービスの充実につながっている。また、走行中の急ブレーキなどのデータを収集し、市内の交通安全対策に活用する。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)