経産省と総務省、「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.2」を策定し公表[ニュース]
経済産業省、総務省は、「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.2」を策定し、公表した。
3.公表資料
別紙1 「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.2」PDF
別紙2 「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.2概要」PDF
別紙3 DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.1とver1.2の更新点PDF
「企業のプライバシーガバナンス」とは、プライバシー問題の適切なリスク管理と信頼の確保による企業価値の向上に向けて、経営者が積極的にプライバシー問題への取組にコミットし、組織全体でプライバシー問題に取り組むための体制を構築し、それを機能させることをいう。
経済産業省と総務省は、2020年8月「企業のプライバシーガバナンスモデル検討会」(座長:佐藤一郎国立情報学研究所教授)において、企業がプライバシーガバナンスの構築のために取り組むべきことを取りまとめた「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.0」を策定し、2021年7月に具体的な事例の充実を図ったver1.1を策定した。
その後、引き続きより実践的な企業の具体的な事例を充実させて欲しいという声を受け、今回、「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.2」においては、企業がプライバシーガバナンスを構築する上で参考となる具体的な事例として、トヨタ自動車株式会社・ヤフー株式会社・セーフィー株式会社・日本電気株式会社・株式会社資生堂・株式会社ジェーシービーの事例が追加されている。
また、併せて個人情報保護法改正等を踏まえた既存表現の見直しや、参考文献等の更新も行われている。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)