香川県多度津町、コミュニティ通貨「まちのコイン」を2 ⽉25 ⽇から開始[ニュース]
香川県多度津町は、株式会社カヤックが開発したコミュニティ通貨(電⼦地域通貨)サービス「まちのコイン」を、2022年2月25日より導入を開始する。
この取り組みは、多度津町が人口減少対策、地方創生に向けて策定している「第2期たどつの輝き創生総合戦略」で掲げる基本目標の一つ「たどつとツナガル人を増やす」に紐づく、アフターコロナを見据えたものとなる。
「まちのコイン」を活用した地域の美化・保全などの地域活動や伝統行事への参加などを通して、町内外のつながりづくりを円滑にし、地域内での世代間交流促進や、町内事業所・団体等と関わる人々の増加を図り、持続可能なまちづくりを目指す。
「まちのコイン」は、地域振興券などと異なり、スマホから「まちのコイン」アプリをダウンロードすれば、町外の人も利用することが出来る。地域活動や伝統行事、まちおこしを目的とした活動などへの参加をまちのコインで体験することで、消費目的以外に町外の方と町民とが関わるきっかけが生まれ、関係人口の創出に繋がることが期待されている。
コミュニティ通貨サービス「まちのコイン」は、地域ごとにそれぞれ異なる通貨名を持っており、多度津町では、町内の世代間交流、町外の人との繋がりを増やすことを目指し、テーマを「人と人とがつながるサクラサクまち」とし、通貨名は地域内にある点と点がつながっていくことを表現するため、点を表す「dot」の複数形である「dots」と多度津(たどつ)の地名を掛け合わせた「どっつ」と命名された。テーマの「サクラサク」は多度津の町花・町木である桜に由来している。
多度津 「まちのコイン(どっつ)」 概要
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)