神奈川県、GMOグローバルサイン・HDと電子契約の実証実験を開始[ニュース]
神奈川県は、GMOインターネットグループのGMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社と、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン for 行革DX」を活用した実証実験を実施することを発表した。
実証実験では県庁内の契約業務効率化の効果を検証する予定。現在、実証実験には都道府県単位から離島地域の自治体まで様々な規模の自治体が参加しており、参加団体は全国98自治体となっている。
「電子印鑑GMOサイン」は、契約の締結から管理までをワンストップで行えるクラウド型の電子契約サービス。電子印鑑GMOサインを活用することにより、印紙税や郵送費の削減、契約締結にかかる手間の軽減や時間の大幅な短縮により、業務の効率化を実現することが可能。国内向けに提供されている各種電子契約サービスの中で、「メールアドレス等により認証を行う立会人型(契約印タイプ)」と、「電子認証局による厳格な本人認証を行う当事者型(実印タイプ)」のハイブリッド契約にも対応している数少ない電子契約サービスだ。
また、2021年7月にはマイナンバーカードをスマホにかざすだけで厳格な本人確認を簡単・迅速に完了できる、日本初の『マイナンバー実印』サービスが開始され、2021年12月より行政専用の閉域網・総合行政ネットワーク「LGWAN」対応版の提供を開始している。
(執筆:デジタル行政 編集部 和泉 理子)