• TOP
  • 記事
  • 堺市がペーパーレス化に本腰で...

堺市がペーパーレス化に本腰で37.2%減、令和3年度取り組みを発表[ニュース]

堺市がペーパーレス化に本腰で37.2%減、令和3年度取り組みを発表[ニュース]

大阪府堺市は、効率的に事務を行い生産性の向上を図ることで行政DX をより一層推進するため、デジタル複合機の使用枚数の 50%削減をめざし、令和 3 年7月からペーパーレスの取組を進めている。
その結果、同市の令和2年度7~3月と令和3年度7~3 月の、デジタル複合機の使用枚数を比較したところ、令和3年度は令和 2 年度比 37.2%の削減を達成した。

枚数にすると、令和 2 年度の7か月間(7~3月)約 3850 万枚に対して、令和 3 年度の7か月間は約 2420 万枚であり、約1430万枚、印刷コストに換算すると約2000万円の削減となった。

なお、法令や規程その他諸事情により、そもそも紙の削減が困難なものを除くと、令和 2 年度比51.2%(令和 2 年度:約 2800 万枚⇒令和 3 年度:約 1370 万枚) 削減を達成したとのことだ。

同市では、引き続き、ペーパーレス化を進めるにあたり、課題の洗い出しや課題解消への取組を実施するなど、更なるペーパーレス化に取り組むとしている。

(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)