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東大阪市、「野良猫の不妊手術助成金」のふるさと納税型クラウドファンディングを受付開始[ニュース]

東大阪市、「野良猫の不妊手術助成金」のふるさと納税型クラウドファンディングを受付開始[ニュース]

大阪府東大阪市は、ふるさと納税業務を受託している株式会社フューチャーリンクネットワークと、「野良猫の不妊手術助成金」のふるさと納税型クラウドファンディングを2022年5月1日より開始した。


現在多くの自治体では野良猫問題が悩みの種となっており、東大阪市でも、「近所で野良猫が増えて困っている」、「夜中に鳴き声がうるさい」、「敷地内で糞尿をされて困っている」等の苦情や相談が多く寄せられている。また、市で収容される猫のほとんどが野良猫(飼い主のいない猫)により産み落とされた生後間もない子猫である。 


この事態を受け、東大阪市では地域における「猫による被害の軽減」、「不幸な命を生み出さない」、「猫の殺処分数の削減」を目的とし、平成24年度から市内に生息する猫(平成30年度からは野良猫のみ)に不妊手術を受けさせている。また、繁殖の制限を行う市民及び市内在勤者に対し、その経費の一部を「野良猫の不妊手術助成金」として交付している。


市では年間300万円の予算で助成金制度を実施しているが、想定を上回る数多くの申請が寄せられるのが現状である。令和2年度、3年度には9月中に予算が尽き、秋以降の出産シーズンに対応するためには、さらなる助成金の財源確保が必要となる。


そこで、今回のクラウドファンディングで集まった資金を活用し、より多くの市民に野良猫の不妊手術費用の助成を行い、この事業を促進していきたいとの考えである。


プロジェクトの概要は以下のとおり

■プロジェクト名    

 不妊手術で不幸な野良猫を減らしたい!!

■目標金額               

 100万円

■寄付受付期間        

 2022年5月1日~2022年7月29日(90日間)

■プロジェクトURL         

 https://www.furusato-tax.jp/gcf/1648

■寄付金の使い道            

 野良猫の繁殖による被害軽減や野良猫の殺処分数削減のための「野良猫の不妊手術助成金」に充てられる

(執筆:デジタル行政 編集部 渡辺 龍)