福井市、DX推進計画実施計画を策定し公表[ニュース]
※上図は福井市DX推進計画 ≪概要版≫
福井市は、ICTの浸透により人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進していくため、「福井市DX推進計画」及びその具体的な事業計画である「福井市DX推進計画実施計画(アクションプラン)」を2022年(令和4年)3月に策定し、同市HPで公表している。
「福井市DX推進計画」では、その上位計画として位置づけられている「第八次福井市総合計画」の将来都市像である「みんなが輝く 全国に誇れる ふくい」を実現するため、みんなが豊かで快適に暮らせるまちを目指し、将来目標を「DXの推進により みんなが豊かで快適に暮らすまち ふくい」とした。
また、計画期間を令和4年(2022年)度から令和8年(2026年)度までの5年間と設定し、「暮らしのDX」、「産業のDX」、「行政のDX」の3つを基本目標と15の取組分野に分類した 48 の取組事項を定めている。
これらの取り組みを推進していくための「福井市DX推進計画実施計画(アクションプラン)」においては、48の取組事項を78の事業に落とし込んでおり、またそれぞれの事業における具体的な数値目標や、担当部署が定められている。(下図)
また、組織体制に関しては、DX実施計画は職員で構成する「福井市DX推進委員会」と、産・学・官の有識者等で構成する「福井市DX推進会議」の連携による推進体制の下で実施するとしている。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)