三条市、「三条市役所版働き方改革2022」を実施[ニュース]
新潟県三条市は「三条市役所版働き方改革2022」を実施している。
三条市では様々な考え方を受け入れる柔軟な組織、職員の能力がより発揮できる職場環境とすることで、更に市民サービスを向上させることを目的として、「三条市役所版働き方改革2022」に取り組んでいる。
仕事がしやすい環境を整備し、DX(デジタルトランスフォーメーション)、SDGs(持続可能な開発目標)、カーボンニュートラルなどの新しい課題にもチャレンジしていく。
時間や場所にとらわれないリモートワークの推進
柔軟な働き方を実現するために、リモートワークを推進しています!育児や介護をしている職員に限らず、希望する職員が実施可能としており、リモートワークと庁舎での勤務を組み合わせて勤務している。
感染症対策をきっかけにリモートワークの実施に伴い、庁内ネットワークに外部から接続できるシステムと専用パソコンを導入。リモートワーク時には職場のパソコンを遠隔操作する形で、これまで通りの業務を継続している。
ITの活用による業務効率化
デスクワークの職員を中心にパソコンのデュアルディスプレイ化。2画面同時に複数の作業を進めることが可能になり、作業効率の向上に繋げている。
また、文書管理・電子決済システムを導入し、ペーパーレス化と業務効率化を進めている。これにより、起案や文書検索、廃棄などを行う職員の作業量が6割、用紙購入等に必要な経費が3割それぞれ削減される見込み。
ノーネクタイ(ビジネスカジュアルスタイル)の通年実施
県内自治体初!令和4年1月から、通年でネクタイを外し、ジャケットにシャツ、スラックスといったビジネスカジュアルスタイルでの働きやすい服装での勤務を導入。自由な発想、アップデートが求められている中、柔軟に思考し、フットワーク軽く動けるスタイルになった。
男性職員の育児休業の更なる促進
男性職員の育休取得の促進を図り、ワークライフバランスの実現と女性の活躍を応援している。職員アンケートの結果、30歳代以下の男性職員の6割が子どもが産まれる際の育休の取得を希望している。市では、育休を希望する職員の育休取得率100%を目指す。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)