八千代市、災害対策強化にウェアラブルクラウドカメラを試験導入[ニュース]
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千葉県八千代市は災害対策強化を目的として、ウェアラブルクラウドカメラを試験導入した。
今回の実証試験では、人命救助の現場で状況判断を映像を用いて正確かつ迅速に行うことを目的に、セーフィー株式会社が開発・運営するウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2（セーフィー ポケット ツー）」を導入した。複数回実施された一連の実証試験内では、訓練だけでなく実際の火災現場でもSafie Pocket2の活用が進んでいる。
今回は、複数回の実証試験の中でSafie Pocket2の仕様と機能を最適化することで、災害現場の状況を映像により正確かつ迅速に把握、判断が可能となり、消防活動を行う際の有効性を確認することができた。
実際の火災現場では、通常活用されている無線機や通信用マイクが水滴や粉塵で脆弱化し連絡手段として無効になった一方、Safie Pocket2の活用で、現場の状況を映像と音声の二軸で判断することができた。通常業務に支障をきたすことがない上、部隊の指揮権者が情報を網羅的に把握し、各部隊に適切な指示を出すことができる状況を作り出せた。
（執筆：デジタル行政 編集部 柏 海）