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福山市・座間市・東郷町、LINEとマイナンバーカードで「行かない・書かない・待たない」行政手続きを実現[ニュース]

福山市・座間市・東郷町、LINEとマイナンバーカードで「行かない・書かない・待たない」行政手続きを実現[ニュース]

広島県福山市・神奈川県座間市・愛知県東郷町は2022年3月から、株式会社Bot Expressが提供するLINEとマイナンバーカードを活用したオンライン行政手続きのシステムを導入することを決定した。

本システムは転出届や住民票の写しの請求、それらの手数料の支払いをLINE上で完結できる機能で、マイナンバーカードを使って本人確認を行う。本人確認の仕組みとしてはJPKI(公的個人認証サービス)を用いており、電子証明書を含むカードとPINコードによって、オンラインでの手続きにおいて高精度に利用者の特定をおこなうことが可能。様々な種類の申請手続き、さらに決済や申請物の取得も役所へ訪問する必要がなくなるもの。なお、本システムはBot Expressが開発提供する行政サービス専用の対話型アプリケーション「GovTech Express」においてマイナンバーカードを活用したLINEで住民票等の申請手続き・決済が完結できるサービスを追加する形で公開された。

また、今回の追加機能は、すでに多くの住民が友だち追加し、日々の暮らしで活用している自治体のLINE公式アカウント上に拡張するもので、新たにオンライン申請のためだけの特別なアプリケーションのダウンロードや専用機器を準備する必要はない。オンラインでの申請方法は、家族、友だちとメッセージのやり取りをするように、LINEのチャットボットと対話することで完了する。住民は24時間365日どこにいても行政手続きができるようになり、役所の窓口へ行く必要もなくなる。

(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)