伊勢市、「伊勢市スマート申請」サービスを開始[ニュース]
三重県伊勢市は、2022年2月1日、所得証明や住民票の写しの交付申請、後援名義の申請などの行政手続きのオンライン申請を可能とする「伊勢市スマート申請」を開始した。
「伊勢市スマート申請」は、以下の手順で実施することが出来る。
1.「伊勢市スマート申請サイト」から、各手続きのサイトにアクセス、申請フォームに必要な情報を入力する
2.マイナンバーカードをスマートフォン(専用アプリ)で読み取り、電子署名*を行う
3.クレジットカードで手数料等の支払いをする
4.証明書が郵送される
以下の12の手続きについて、オンライン申請が可能な手続きとなる。このうち7つの手続きにおけるオンライン化は三重県内初とのこと。
・三重県内初となるオンライン申請可能な手続き
所得証明
課税(非課税)証明
戸籍(除籍)証明全般
戸籍の附票
住民票除票
身分証明書
独身証明書交付申請
・その他の手続き
住民票の写しの交付申請
後援名義申請
犬の登録事項変更届
犬の死亡届
空き家バンク利用登録申込
また、手続きにあたり必要なものは、以下のものとなる。
電子署名を行う手続き
マイナンバーカード
スマートフォン(専用アプリ「Graffer Identity」をインストール)
支払いを行う手続き
クレジットカード
伊勢市では、行政のデジタル化を全庁横断的に進めるため、2021年7月、市長を本部長とした「伊勢市デジタル推進本部」を設置した。さらに同年10月には、伊勢市が目指すデジタル行政の基本方針等について定めた「伊勢市デジタル行政推進ビジョン」を策定。
2021年10月11日には「伊勢市デジタル行政推進条例」(正式名称:伊勢市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例)を制定し、パソコンやスマートフォンなどを用いた手続きを可能とするなど、行政のデジタル化に向けた取組を進めている。
(執筆:デジタル行政 編集部 野下 智之)