入間市、全国初・証明書のコンビニ交付を一律10円に[ニュース]
![入間市、全国初・証明書のコンビニ交付を一律10円に[ニュース]](https://www.digital-gyosei.com/wp-content/uploads/2022/02/d39058-33-ba8e8f520bdae2cc6358-0.jpgs339058-33-be13ac3ae31a1e73ee16d0176e180ab5-717x525-1.jpg)
埼玉県入間市は令和4年2月1日から令和5年3月31日まで、証明書のコンビニ交付を一律10円とすることに決定した。
本取り組みはコロナ禍での減免ではなく、「自治体DXを進める」ことを目的に実施されるもので、本目的を理由印コンビニ交付サービスの手数料を10円にまで減額する取り組みは、全国初となる。
コンビニで証明書を取得するためには、マイナンバーカードが必要になることから、市民の利便を向上させるだけでなく、全国的に苦慮しているマイナンバーカードの普及＝DXを一気に進めることを目的としている。また、本取り組みに合わせ、オンラインによる手続を充実させ、証明書の交付以外にもマイナンバーカードを所有することのメリットを広げていくとしている。
入間市では2040年問題で語られる「半分の職員で行政サービスのレベルを維持する」ために、自治体DXを一層加速させ、「市民が行かなくても済む市役所」の実現を早めていく。
実施期間は令和4年2月1日～令和5年3月31日まで。なお、対象はコンビニ交付に限り、市役所、支所、出張所の窓口では、手数料の減額はしていない。
コンビニで発行している証明書の種類は以下の通り。
・住民票の写し
・住民票記載事項証明書
・印鑑登録証明書
・戸籍謄本・戸籍抄本（全部・個人事項証明書）
・戸籍の附票の写し
・市・県民税所得証明書
・市・県民税課税（非課税）証明書
・納税証明書（市・県民税のみ）
（執筆：デジタル行政 編集部 柏 海）