宇都宮市、「LINE」を活用した回遊促進策に関する実証実験を開始[ニュース]
栃木県宇都宮市は令和3年11月25日(木)~令和4年2月16日、「LINE」を活用した回遊促進策に関する実証実験を開始した。
本実証実験はUスマート推進協議会の会員である日本電気株式会社,株式会社下野新聞社,宇都宮市が共同で実施。Uスマート推進協議会では,令和元年度から宇都宮市の中心市街地活性化を目的に、スマートフォンアプリを活用した実証実験を、国土交通省「スマートシティモデルプロジェクト(都市局)」の支援を受けながら実施してきた。
今回はスマートフォン通信アプリ「LINE」上に、LINE公式アカウント「コレメッケ 宇都宮」を構築し,会話型の観光案内(チャットbot)や,混雑時の整理券発行などの様々な機能により,来訪者の街あるきのホスピタリティ向上効果と回遊効果を検証する実証実験を行う。
今回提供するチャットbotサービスは「来訪回数」「来訪人数」「交通手段」といった来訪者の細かい状況に応じて回遊先を案内するレコメンドサービスで、こうした状況ごとに対応し、観光客向けに情報提供する機能は日本初の取組となる。また、「LINE」をベースとすることでアプリケーションのダウンロードを不要とし、簡単に利用できるサービスの提供を狙いとした。
回遊促進にあたっては、ゲーム感覚で店舗を巡るデジタルスタンプラリーを開催し、スタンプを貯めた応募者に抽選でプレゼントを進呈する。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)