藤沢市、副業人材でDX戦略推進プロデューサーを採用[ニュース]
神奈川県藤沢市は11月19日、副業人材でDX戦略推進プロデューサーを採用したことを発表した。
藤沢市では「『藤沢』を DX せよ。」をスローガンに、藤沢市初の「副業デジタル人材」として、「DX 戦略」のグランドデザインの構築を副市長と共に担う「DX戦略推進プロデューサー」を9月末から公募した。その結果、422名から応募があり、書類選考・ビデオインタビュー・プレゼンテーションによる選考を経て、以下の2名の採用が決定した。
森 義貴 氏 39歳(パロアルトネットワークス株式会社 所属)
・ITシステムに関わる企画立案、設計、構築、保守運用と様々なフェーズに関与した経験。
・ ビジネスプラン(中期経営計画など)に合わせたデジタル戦略を立案している経験。
・ インテグレーターとして、複数のシステムベンダー管理しプロジェクト推進するマネジメント経験。
・ インフラ分野のセキュリティ運用の高度化提案等を経験。
中林 優介(なかばやし ゆうすけ)氏 37歳(大手コンサルティング会社 所属)
・国内外のスマートシティや地域 DX に関するプロジェクトに数多く取り組み、世界最先端の電子政府であるエストニア・フィンランドと日本企業の連携支援、アフリカにおける都市マスタープラン計画策定支援、東北の復興自治体におけるモビリティを切り口にした課題解決支援、関東の自治体におけるデータを活用した地域活性化支援等をリーダーとし推進した経験。
委嘱期間については、11月24日から2022年(令和4年)3月末までとなっており、今後の更新可否について当人の意向も含めて判断していく。また、勤務日数については、月に4日程度、1日当たり3時間から4時間、原則オンラインによる勤務となる予定となっている。
また、藤沢市ではさらなるDX推進に向けて、グランドデザインの構築後の各施策について、調整・実行する人材も必要不可欠と捉えており、ICTに関する知識・資格・実務経験を有する「デジタル職(一般任期付職員)」を公募する。
※ 詳しい条件は藤沢市及び民間採用支援企業ホームページに募集要項等を掲載予定。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)