広島県府中市、介護人材確保に介護福祉特化のお手伝いプラットフォーム「スケッター」を活用へ [ニュース]
広島県府中市は、介護福祉特化のお手伝いプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボと連携し、11月1日から市内の介護人材確保の取り組みを実施する。福祉系の学部を持つ福山平成大学とも連携し、学生がスケッターを通じて府中市内の介護施設に空き時間でお手伝いに行けるスキームを構築する。現場での経験を通じて、介護業界への就職を促進するほか、ミスマッチを防ぐ狙いもある。
【スケッターについて】
「スケッター」は、介護福祉領域に関わる人(関係人口)を増やすことを目的に、2019年にリリースされたお手伝いプラットフォーム。
未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが特徴の体験型シェアリングエコノミー。登録者約3000人のうち8割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、あらゆる業界からの参加者を増やし続けている。
学生や20〜30代の登録者が多く、「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」関心層を惹きつけており、異業種からの転職も数多く誕生。定額でシステムを利用でき、紹介手数料が一切発生しない点も事業所メリットの1つとなっている。
(執筆:デジタル行政 編集部 與那嶺 俊)