春日井市、AIが意見集約・議論の合意形成を支援する「D-Agree」を導入[ニュース]
AGREEBIT株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:桑原英人)は、愛知県春日井市(市長:伊藤太)と、AIファシリテート技術でリアルタイムにオンライン上で議論や意見集約ができ、合意形成支援をする世界的に見ても唯一となるSaaSサービス『D-Agree(ディー・アグリー)』を活用し、オンライン上で活発な意見交換と合意形成に向けた実証実験を令和3年8月2日より行っている。
従来のタウンミーティングでは、時間や場所の都合で行けなかった人に参加してもらうことや、オンラインだと議論が活発にならないことや合意形成が進まないことがある、といった課題に対して 、『D-Agree』が持つAIファシリテーション機能活用を活用して、オンライン上での活発な意見交換と合意形成の有効性を検証することがねらいだ。
【実証実験の概要】
春日井市の情報発信方法や、これからの行政手続きのあり方などのテーマを設定し、オンライン上で語りあう場を期間限定で開設。
『みんなで語ろう、春日井市-AIが24時間、みんなの意見を集約し、合意形成をサポート-』
■期間
令和3年8月2日(月曜日)午前10時~令和3年9月30日(木曜日)
■オンラインディスカッションテーマ
1:便利な手続方法ってどんなもの?どんなものがあって欲しいか?
2:市に関する情報はどうやって知っている?どんな情報をどうやって手に入れたい?
3:春日井市のイイ所って何?
実証実験の詳細はこちらから
https://www.city.kasugai.lg.jp/shisei/gyousei/1012745/1021740/townmeeting.html
■参加資格・方法
・誰でも参加可能。
・D-Agreeに新規登録・ログインのうえ、参加のこと。
新規登録・ログインはこちら → https://d-agree.com/site/
【D-Agree」とは?】
AIによる議論・合意形成を支援する世界唯一の新サービス ”D-Agree”
D-Agreeは国内初、世界的にも唯一となる、AIによるファシリテーション支援を実現した、インターネット上の議論・合意形成支援をするオンラインプラットフォーム。
AI・集合知研究において国際的権威者である伊藤孝行(京都大学大学院情報学研究科教授、情報処理学会フェロー等)研究室の研究成果をもとに開発。国際特許(国際出願番号 PCT/JP2019/31183)を取得している。
人工知能が自動的に議論のファシリテーションを行うため、時間の制約を受けずに、大規模な意見集約が可能となっている。また、AIによる議論炎上防止フィルターがリスクマネジメントを行う。集まった意見は、AIにより解析され、議論内容の抽出、構造化、分析が行われることで、さらに議論を深めることができるよう設計されている。
(執筆:デジタル行政 編集部 大野 裕貴)