日野町、マイナンバーカードと連動したワクチン予約システムの実証実験を開始[ニュース]
滋賀県日野町は7月21日に町民のコロナワクチン接種の予約システムにおいて、マイナンバーカードと連動したシステムの実証実験を開始した。
本予約システムは、株式会社スカラと株式会社Public dots & Companyが共同で予約システムを開発し、日野町へ提供したもの。予約システムにおいては、従来の電話対応に加え、24時間対応のWebや自動音声応答システムが導入されている。
また、ワクチン接種に必要な紙の接種券に代えて、「xID(マイナンバーカード。スマートフォンに読み込ませたもの)」による予約管理の実証実験も合わせて行っている。なお、実証実験については、同町の一部の有志職員の同意に基づいて実施している。
今後スカラ社とPublic dots & Company社はこれらをさらに発展させ、自然災害などの際に機動的な申請システムとして、全国の自治体に展開していくとしている。
(執筆:デジタル行政 編集部 柏 海)