新潟県新潟市、タレントマネジメントシステム「タレントパレット」を導入[ニュース]
新潟県新潟市は、人事評価のシステム化を目的として、東京都港区の株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するタレントマネジメントシステムである「タレントパレット」を導入した。
今回の導入によって、データを利用した人材活用や人的資本の開示、業務のDX化・リスキリングの推進などが期待される。
導入経緯
これまで新潟市では、職員に対して人事評価を行う際、システムの利用は正職員をはじめとした一部の職員にとどまっていた。
全体のおよそ4割を占める会計年度任用職員の人事評価については、Excel・紙などで運用されており、非効率的な作業が常態化していた。
今回の取り組みは、評価業務全体をシステム化することによって業務の効率化を図るもの。
また、その上で評価結果を人材の育成につなげ、評価分析結果を人事戦略へ活用することも目指す。
タレントパレット概要
タレントパレットは、人材戦略に必要な採用・育成・配置・評価・抜擢・活躍までの流れを一気通貫で行えるタレントマネジメントシステム。
運営する株式会社プラスアルファ・コンサルティングは、これまで4000社以上のビッグデータ活用支援を行っており、当システムにもデータ活用技術のノウハウが活かされている。
さまざまなデータを分析することで、異動のシミュレーションや人材育成、離職予兆の抽出や採用ミスマッチ防止など、科学的人事戦略を実現可能。
(執筆:デジタル行政 編集部)