愛知県常滑市、市内施設に保育総合ICT「ルクミー」を導入[ニュース]
愛知県常滑市は、2024年12月から市内の保育施設11園に保育総合ICT「ルクミー」を導入すると発表した。
「ルクミー」は東京都千代田区のユニファ株式会社が提供するサービスだ。
経緯
保育施設は、社会インフラの1つとして重要な役割を担うものの、近年「保育士不足」が深刻な社会課題となっている。
有資格者が保育士として働けない原因は長時間労働や業務負荷が原因とされており、課題解決のためには、保育現場において働きやすい環境を構築することが求められる。
愛知県常滑市は、テクノロジーを活用して保育者が働きやすい環境を作ることを目指し、「ルクミー」の導入に至った。
導入サービス内容
・記録・確認業務の負担軽減
ルクミークラスボード クラス運営に必要な情報を一元管理できる
ルクミー連絡帳 施設と保護者の連絡を支援
ルクミーおたより 施設からの連絡を保護者へ一斉送信
ルクミー園児メモリー 園児の基本情報や発達記録などを一元管理
・写真を使った保育の振り返り
ルクミーフォト 専用アプリで撮影した写真を、アップロード・クラス分け・販売・プリントまでを自動化
ルクミードキュメンテーション ルクミーフォトと連携して保育の振り返りを行える
・健康管理
ルクミー午睡チェック 手入力で乳幼児のお昼寝中の体の向きを記録可能
・園・施設の運営支援
ルクミー登降園 園児の登降園の時間を記録・管理
(執筆:デジタル行政 編集部)