GUGA、京都府運営の学び直しサイト「KYO育tv.」内の『営業系職種DXスキル習得コース』にて生成AIパスポートガイダンス講座を実施[ニュース]
生成AIを社会に実装し、産業の再構築を目指す一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)は、京都府が開設した「京都府生涯現役クリエイティブセンター」が運営する学び直しサイト「KYO育tv.」内で提供される『営業系職種DXスキル習得コース』にて、生成AIパスポートガイダンス講座を実施する。
取り組みの背景
「KYO育tv.」は、府内企業の経営者や在職者、府内企業での就労を目指す求職者のに向け、ビジネスやスキルアップに資する約300講座をオンデマンド配信している学び直しサイトである。経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)がデジタル推進人材の育成の指針として策定した「デジタルスキル標準」に対応したデジタル関係の講座が充実しており、DX社会の実現に向けて、社会人・求職者の誰もが備えておくべきデジタルリテラシー能力を効果的に身につけることを目的としている。
生成AIの台頭を受け、全てのビジネスパーソンに求められるリテラシー・スキルは変化し、リスキリングの必要性はますます高まっている。営業系職種においても例外ではなく、DXを推進するスキルの一つとして、生成AI活用スキルが注目されている。しかし、生成AI活用においては、利便性の高さだけではなく、誤情報や情報漏洩、権利侵害などのリスクを把握し、実務で適切に取り入れることが必要だ。このような背景を受け、「KYO育tv.」内で提供される『営業系職種DXスキル習得コース』にて、生成AIパスポートガイダンス講座の実施に至った。
『営業系職種DXスキル習得コース』について
『営業系職種DXスキル習得コース』は、生成AIを安全に活用するために「生成AIパスポート」の取得を目指す営業系職種の方に向けて、試験のシラバスに対応した学習がオンラインでできるコースである。全7回で構成され、事前課題や講座復習なども用意されている。GUGAからは事務局次長の小村氏が第1回と第6回に講師を務め、生成AIに関する国・企業の動向やAIリテラシーの重要性、生成AIパスポートを取得するメリットなどを解説する。
<講座概要>
第1回:生成AIパスポート導入ガイダンス+【第1章】AI(人工知能)
第2回:【第2章】生成AI(ジェネレーティブAI)
第3回:【第3章】現在の生成AIの動向
第4回:【第4章】情報リテラシー・基本理念とAI社会原則
第5回:【第5章】テキスト生成AIのプロンプト制作と実例
第6回:生成AIパスポート合格に向けたフォローアップ
第7回:営業職におけるイノベーションと生成AIの融合
<講師紹介>
第1回~第6回担当:株式会社ウェブタイガー 代表取締役 田村 憲孝氏
第1回、第6回担当:一般社団法人生成AI活用普及協会 事務局次長 小村 亮氏
第7回担当:京都先端科学大学 准教授 鈴木 貴之氏
<特設ページ>
https://kyoto-digiplat.jp/news/r061105/
※現在募集を締め切り。
【生成AIパスポートについて】
生成AIパスポートは、AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験である。AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができる。本資格の提供を通じて生成AIリスキリングを促し、生成AIを安全に活用するためのリテラシーを有する企業・人材の可視化を推進している。
(執筆:デジタル行政 編集部)