石川県能登町、情報収集および発信の効率化・迅速化に関する連携協定締結式を実施[ニュース]

石川県能登町、情報収集および発信の効率化・迅速化に関する連携協定締結式を実施[ニュース]

石川県能登町は、防災DX推進に取り組む株式会社JX通信社と「情報収集・発信の効率化と迅速化に関する連携協定」を締結した。
今回の協定は2024年に発生した能登半島地震を受け、能登町における災害対応力強化を目的としたものだ。

概要

2024年1月、能登町をはじめとする石川県のさまざまな地域が能登半島地震によって被害を被った。
今回の連携協定は、この地震を教訓として、防災における課題解決に向けた取り組みを目指すもの。
株式会社JX通信社が自治体と連携協定を締結することは8例目で、北陸地方では初となる。
協定締結直後である9月21日に発生した豪雨被害では、JX通信社が情報を収集し、情報を提供した。

協定内容

本協定では、防災における新たな情報流通の仕組み構築を目指す。
災害発生時は、JX通信社が開発・運営するニュースアプリである「NewsDigest」やXなどのプラットフォームを用いて町民や地域団体などから情報収集を行う。
JX通信社にて偽・誤情報の排除・発生位置推定を実施し、「NewsDigest」をはじめとしたプラットフォームによって信憑性の高い情報を地図を用いて分かりやすく発信する。

(執筆:デジタル行政 編集部)