宮崎県延岡市、Wi-Fi HaLowを活用した実証事業を実施[ニュース]
2024年10月、宮崎県延岡市にて「Wi-Fi HaLowを活用した自助・共助の実現と地域コミュニティ力の強化」の実証事業が開催されることとなった。
当実証事業では、株式会社Kaizen Platformと株式会社ディーゼロが、アプリケーションのWebアクセシビリティの担当企業として参加する。
事業概要
本実証事業は、延岡市における長期総合計画で掲げられている「みんなで決めて、みんなで逃げる、地域住民主体の防災」のうち、「逃げ遅れゼロ」の実現を目指すもの。
防災に関する情報を取り扱う上で、誰もが分かりやすく情報を利用できることが必要とされ、実績のある企業による支援が求められた。
Kaizen Platformとディーゼロは、これまで国土交通省が運営する「川の防災情報」Webサイトにおいてアクセシビリティ向上を支援しており、行政・自治体に対する支援実績を有する。
延岡市が実施する今回の事業においても、アプリケーションのWebアクセシビリティについて支援を行う。
事業の目的
本ソリューションの活用によって地域住民間で密にコミュニケーションを取り、住民間での自助および共助の仕組みづくり・災害の自分ごと化を目的とする。
実証事業を通じて、地域における防災への取り組み強化や地域住民の防災意識向上が期待される。
(執筆:デジタル行政 編集部)