東京都国分寺市、自治体向け情報公開ツール「JooHoo」を導入[ニュース]
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東京都国分寺市はBOOK TECH株式会社が提供するツール「JooHoo」を2024年10月に導入した。
当ツールは地方自治体向けに作られた情報公開ツールで、これまで紙で公開していた情報をデジタル化できる。
導入経緯
これまでに国分寺市が作成した資料は、情報公開コーナー「オープナー」と呼ばれる部屋で公開していた。
オープナーには現在1,000点以上の資料があるが、知りたい情報のための資料タイトルを確認し、該当するものを探す手間がある。
このような課題や令和7年1月に予定される新庁舎への移転に伴い、より利用しやすい情報共有手段として「JooHoo」の導入を決めた。
「JooHoo」による情報公開は電子化した資料を市のWebサイトで公開する方法よりも費用は掛かるものの、情報の検索性や手続きの簡略化において優れている点が評価された。
また、行政文書の公表に適したスペックであることも選定理由である。
今後の活用
ツールの導入で、資料検索の簡便化に加えてペーパーレス化・保管スペースの削減などの効果が見られた。
今後の展望としては、AIを利用した資料要約機能やコンシェルジュ機能など、先端技術を活用して情報発信に役立てることが検討されている。
（執筆：デジタル行政 編集部）