千葉県香取市、デマンド交通「かとくる」出発式を実施[ニュース]
千葉県香取市は株式会社パブリックテクノロジーズと連携し、デマンド交通「かとくる」を市内に導入する。
2024年9月26日、香取市役所山田支所前で出発式が執り行われた。
出発式には市長や株式会社パブリックテクノロジーズの代表取締役CEO、愛称を考案した小学生に加えて、ご当地キャラクターのチーバ君も出席した。
概要
近年、自家用車への依存度増加や人口減少によって、公共交通機関の利用者は減少している。
2024年3月、香取市ではこの状況を受けて「香取市地域公共交通計画」を策定した。
この計画は公共交通機関が利用しにくい交通空白地域や交通不便地域の解消を目標とするもの。
香取市デマンド交通では、住民の移動手段の確保や持続可能な公共交通システムの構築を目指す。
「かとくる」詳細
「かとくる」は、AIオンデマンドシステム活用の自家用有償旅客運送。
10月1日から香取市内で、「区域運行」「ルート運行」の2種類の方式で運行する。
自治体向けスーパーアプリである「パブテク」との連携によって、異なる運行方式をひとつのアプリから予約できるハイブリッド型運行システムの実現を目指す。
今後は地域住民の需要に合わせてさまざまなサービスを提供し、計画の推進に貢献する予定だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)