大阪府堺市、令和6年度スタートアップ実証推進事業の支援企業にフィールトラストを認定[ニュース]
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大阪府堺市は前年度までに引き続き、令和6年度もスタートアップ実証推進事業を実施する。
本事業は、堺市内での実証を希望する全国のスタートアップ企業を公募し、フィールドの調整や経費補助などを通じて、効率的な実証サイクルの実現をサポートするものだ。
今回は事業の支援企業として、大阪府堺市の株式会社フィールトラストを認定した。
事業に用いられるシステム
本年度実証に用いるシステムは、フィールトラストが開発したAI搭載口腔衛生管理システム「オクチミル」。
介護・歯科間の連携を強化することで、高齢者の口腔ケアの質向上に貢献することが期待されている。
スマートフォンからの簡単な入力でさまざまな情報を共有でき、口腔衛生管理における業務効率化や保険請求の簡素化を実現できる。
また、AI解析技術によって、口腔癌の早期発見にも貢献。
近年患者数が増加傾向にある口腔癌の発見をサポートし、治療につなげられる。
事業詳細
当事業は、堺市が地域経済発展に向けて掲げる指針に基づいて、イノベーションの創出を目指すもの。
事業の開始から今年で4年目を迎え、「堺をスタートアップの実証フィールドへ」を合言葉に、アイデア段階のものから既にサービス開始されたプロダクトまで、さまざまな段階のプロジェクトをバックアップする。
（執筆：デジタル行政 編集部）