宮城県気仙沼市、市内企業を支援する 「DX課題解決型実践プログラム」を開講[ニュース]

宮城県気仙沼市、市内企業を支援する 「DX課題解決型実践プログラム」を開講[ニュース]

宮城県気仙沼市は、株式会社リンプレス・株式会社レヴィと共同で、DX化を目指す市内企業を支援するプログラム「DX課題解決型実践プログラム」の開講を決定した。
「DX課題解決型実践プログラム」は自社におけるDXの課題を特定し、施策立案までを支援するもの。
全11回の研修から成り、2024年9月から始まる。

背景

気仙沼市では、令和2年度以降DX推進を目指した取り組みとして、講演会や相談会、社外DX人材の活用の補助などを行った。
また、令和4年度には、市内事業者を対象に、DX化の現状・課題についてアンケートが実施された。
その結果、「デジタル化推進に関われる人材がいない」ことを問題視する回答が多く寄せられた。
また、令和5年度に、市内事業者にヒアリングをした際にも、デジタル人材育成が求められていることが明らかになった。
これらを踏まえ、研修参加者がDXについてのリテラシーを高められる内容の研修を実施するに至った。

プログラム概要

本プログラムは、自社におけるDXの課題を特定し、DX施策を立案できるようになることを目標とするもの。
実施期間は2024年9月17日から翌年2月26日まで。
市内企業8社に所属する13名が対象となる。
研修はセミナールームでの実施が6回、オンラインでの研修が5回の予定。

(執筆:デジタル行政 編集部)