茨城県下妻市、法人向けAIチャットボットサービス「ChatSense」を全庁導入[ニュース]
茨城県下妻市は、市内の役所全庁に東京都の株式会社ナレッジセンスが提供する法人向けサービス「c」を導入した。
「ChatSense」はAIチャットボットサービスの「ChatGPT」を活用したもの。
リリース概要
「ChatSense」の機能のもととなった「ChatGPT」は、OpenAI社開発のAIチャットボットサービスだ。
「ChatSense」は「ChatGPT」の機能を法人向けに提供するもので、チャット内容をAI学習から守ったり、会話内容の社外流出を防止したりと、セキュリティ面が強化されている。
また、初期費用を無料にして導入のハードルを下げており、使ってみて判断したい自治体でも利用しやすい。
これらのサービス面が評価されて400社以上の企業・自治体などに導入される中、この度、茨城県下妻市役所での全庁導入が行われた。
導入後の動向
下妻市役所での運用では、独自データの追加学習機能の精度の高さや、運営のサポートにおけるスピード感が評価されている。
導入後は、窓口業務や議会答弁などさまざまな業務で活用されている。
下妻市では、ツールの導入で終わらせず、ツールの活用をゴールとして今後も職員の利用率を高めていく方針だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)