山形県長井市、地域通貨に変換できる「ポケットサイン受付」の導入で地域活性化を目指す[ニュース]
山形県長井市は、現在導入しているデジタル身分証アプリの「ポケットサイン」を通じて、地域通貨である「ながいコイン」に変換できるポイント付与サービスを開始した。
このサービスは、ポケットサイン内のなかにあるミニアプリ「ポケットサイン受付」に登録し、アプリで受付するイベントへ参加するとポイントが付与される仕組みだ。
概要
本サービスで、利用者はアプリを通じてクリック一つで地域イベントへの参加申し込みができることに加え、受付後にはポイントを獲得し、地域通貨として使用できる。
また、マイナンバーカードをアプリ内へ事前登録するだけで、暗証番号の入力が不要になり、よりスマートでストレスフリーな受付が可能だ。
管理者は来場データを集計し可視化することで、地域イベントの運用や活性化につなげられる。
期待できる効果
山形県長井市では、今回のサービスと地域通貨を連携することで、ポイント機能の実現を図るほか、地域通貨「ながいコイン」のデジタル配布による普及が見込まれる。
また、イベント開催時には、職員の受付業務における簡略化で効率的な作業が可能だ。
長井市では、2025年3月31日までにポケットサイン受付に登録すると、500ポイントが付与されるキャンペーンを実施しており、さらなる利用者の拡大に期待が高まる。
(執筆:デジタル行政 編集部)