気仙沼市、学習eポータルおよびAI型教材「キュビナ」を全市立小中学校で導入開始[ニュース]
宮城県気仙沼市は、株式会社COMPASSが提供する学習eポータルおよびAI型教材「キュビナ」を全市立小中学校へ導入した。小学1年生から中学3年生までのおよそ3,200人が対象で、2024年度より利用を開始している。
導入への背景
気仙沼市では、ふるさと納税を活用して豊かな人材の育成を目指している。市の施策である教育パッケージの一環として子どもへの投資を行うため、今回新たにキュビナの採用を決定した。
一人ひとりの理解度や習熟度に応じたキュビナの学習機能に着目し、発展的な課題の充実や、児童生徒の主体的な学びに取り組むとしている。
キュビナの導入で学校の本質を変えずに多角的な改革を図るほか、児童生徒の学習習慣の定着を目指す。
デジタル活用で教育課題の解決を目指す
気仙沼市ではこれまでにも、デジタルを活用した取り組みで課題解決を図ってきた。
教育環境においても積極的にICTを活用するほか、行政におけるDX推進でデジタル活用の普及に力を入れている。
教育環境の充実を図り、デジタル活用を盛り込む気仙沼市の改革に今後も注目だ。
(執筆:デジタル行政 編集部)