多久市、放課後児童クラブで集金をキャッシュレス化、九州地方初のエンペイ導入[ニュース]

多久市、放課後児童クラブで集金をキャッシュレス化、九州地方初のエンペイ導入[ニュース]

佐賀県多久市では、市が運営する3つの放課後児童クラブにおいて集金業務効率化を図るため、株式会社エンペイが提供するキャッシュレスサービス「エンペイ」を導入した。放課後児童クラブでの集金のキャッシュレス化は、九州地方ではこれが初めてだ。
保護者と職員のニーズに合わせたDX化の実現を目指し、2024年4月からエンペイの運用を開始している。

「エンペイ」導入の背景と概要

多久市では、これまで放課後児童クラブの集金を現金で行っており、職員の業務削減が課題だった。
そこで多久市は、利便性向上や業務効率化につながると判断し、株式会社エンペイが提供する「エンペイ」の導入を決定した。
エンペイは、初めての職員でも簡単に操作できるキャッシュレスサービスであるほか、保護者は普段使用している電子マネーやクレジットカードで決済が可能だ。また、請求書は保護者のLINEに届くため、紙を使った業務の削減も実現する。

デジタル活用に力を入れる佐賀県多久市

今回のキャッシュレスの導入で業務削減に成功し、職員が児童と過ごす時間がこれまでよりも増加した。保護者にとってもLINEで請求書が受け取れたり、24時間いつでも支払いができたりと、利便性は高い。
多久市は、日々変化していく社会において住民のニーズに合わせたICTを活用し、効率化を目指している。

 (執筆:デジタル行政 編集部)