愛媛県、株式会社ミライト・ワンをデジタル実装加速化プロジェクトに継続採択[ニュース]
愛媛県が実施するデジタル実装加速化プロジェクトである「トライアングルエヒメ」に、株式会社ミライト・ワンが継続採択されることが決定した。
株式会社ミライト・ワンは、通信や設備関連で得た知見をもとに企業DXや街づくりなどの課題に取り組んでいる。
概要
トライアングルエヒメは、デジタル実装加速化プロジェクトの採択事業。
愛媛県内を実装フィールドとし、地域の課題に対して民間事業者から企画提案を募集し、実現性の高いものを採用する。
採択プロジェクトは現地の事業者との間にコンソーシアムを組成し、デジタル・ソリューションの実装における検証を行う。
実例
愛媛県宇和島市では、海面養殖業に関する課題の解決案としてスマート給餌機の導入が検討されていた。
この取り組みは、通信コストが高額なことや海上での通信環境に優劣があることが実用化のハードルだった。
本年度は株式会社ミライト・ワンが前年度までに行った海上のWi-Fiエリア化の取り組みをもとに、海面養殖産業のDX化が推進されている。
ミライト・ワンは今後も、海上のWi-Fiエリア化によって通信網を利用した新たなソリューションを検討し、海面養殖業をはじめとしたさまざまな分野での課題解決を目指す。
(執筆:デジタル行政 編集部)