滋賀県長浜市、lotsfulをDX支援パートナーに採択[ニュース]

滋賀県長浜市、lotsfulをDX支援パートナーに採択[ニュース]

滋賀県長浜市では、副業人材マッチングサービス「lotsful」(運営:パーソルイノベーション株式会社)の支援を受けて、デジタル技術を活用した行政運営の効率化と市民サービスの向上を目指す。

背景と今後の取り組み

長浜市ではDXの一環として、デジタル技術を使った業務の効率化や省略化を進めてきたが、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を実行するための専門知識や、経験不足が課題だった。そこで、国の「地域創生人材支援制度」を活用して「lotsful」の伴走支援を受けることで、非効率な業務のRPA化に本格的に取り組むことが可能となった。

2024年5月1日から、「lotsful」のデジタル専門人材が市職員と協力し、RPAの積極的な活用を進める。この取り組みは、市役所業務の効率化を図るためのものである。
具体的には「lotsful」の専門人材が市職員とともに、次のような取り組みを行う。

● UiPathによる、RPAシナリオ構築の実行支援
● RPA内製化を進めるための体制整備
● DX化を進めるためのロードマップを策定
● 支援業務や内製化にあたっての運用体制の構築・整備などを含む障壁の除去

長浜市では、限られたリソースでも公共サービスを維持・向上させるために、RPAなどのDXを推進したいとしている。

(執筆:デジタル行政 編集部)