愛知県豊田市、「豊田市メタバース将来ビジョン」を策定[ニュース]
愛知県豊田市は、将来におけるメタバースの普及を想定し、市民や企業、行政がこれを有効に活用できる環境の整備を行っている。
メタバース推進の取り組みの一環として、これまでに蓄積した実証実験の結果を踏まえた技術活用の有効性や、今後の取り組みの方針などをしめす「豊田市メタバース将来ビジョン」を策定した。
概要
今回策定されたビジョンは、メタバースが普及した社会の到来を見越して、メタバースの活用しやすい環境を整備し、技術活用の有効性や取り組みの方針を定めたもの。
今後はこれに基づいて、社会課題の解決を目指して地域全体におけるメタバース活用の推進を図る。
メタバース活用について自治体が方針を策定することは、全国的に見ても珍しく、先進的な取り組みだといえる。
今後は、9月からメタバース関連人材の支援策を検討し、12月頃を目標にメタバース空間の構築・運用を開始する予定。
詳細
「豊田市メタバース将来ビジョン」の主な内容
・2030年に向けたロードマップ
・メタバースの活用方針
・これまでに豊田市が実施したメタバースに関する実証実験(福祉・人事・教育の3分野)の概要・結果
・今年度における豊田市のメタバース活用の取り組み
(執筆:デジタル行政 編集部)