沖縄県豊見城市で自動運転バスの社会実装に向けた協定締結[ニュース]
豊見城市は、第一交通産業株式会社(第一交通)・株式会社電脳交通(電脳交通)・株式会社ティアフォー(ティアフォー)・日本電気株式会社(NEC)の4社と、自動運転バスに関する包括連携協定を締結した。
目的と概要
豊見城市は交通基本計画で「誰もが使いやすい公共交通ネットワークの形成」を掲げている。
この協定は、少子高齢化による運転手不足や地域公共交通の利便性確保に対応するため、学生や高齢者の交通手段確保と地域活性化を目指す。
2024年度には、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業」への申請を準備し、市内一周バスの一部ルートを自動運転バスで運行する実証実験を予定。
豊見城市はサステナブルな地域交通の実現を目指している。
各社の役割分担
豊見城市:自動運転の社会実装に向けた全体総括と地域コミッティ設置運営等
第一交通:自動運転バスの役務提供と将来的な事業運営等
電脳交通:自動運転車両の遠隔監視の提供等
ティアフォー:自動運転車両およびシステムの技術提供等
NEC:は事業企画・推進と自動運転プラットフォームサービスの提供等
(執筆:デジタル行政 編集部)