千葉市、子ども一人一台のGIGA端末にAI英会話を採択[ニュース]

千葉市、子ども一人一台のGIGA端末にAI英会話を採択[ニュース]

千葉市は、GIGA端末に導入する学習ソフトウェアとして、AI英会話アプリ「スピークバディ」を採択した。「スピークバディ」は、株式会社スピークバディが運営するAI英会話アプリ。

千葉市教育委員会の事業

千葉市教育委員会は「主体的な学びを促進する先端技術活用事業」を行っている。これは子ども一人に一台ずつ配布されているGIGA端末の更新に向け、授業支援ソフトや英語スピーキングソフトなどを選定する事業。
英語スピーキングソフトについては「話す技能の向上」「生成AI的な機能を使いこなす力の育成」を目的に、授業や家庭学習での活用が検討されている。採択されたスピークバディの利用実証は、千葉市立の中学校1校で半年ほど実施される予定。

千葉市の「ギガタブ」

千葉市の学校では、GIGA端末「ギガタブ」が子ども・教職員全員に配布されている。ICT機器を活用した意見の可視化・映像教材の再生などにより、深い学びの実現を狙いとしている。また、新型コロナウイルス感染症による休校・学年閉鎖時には、ギガタブを用いたオンライン授業で対応できた事例がある。
ギガタブに関しては、教職員へのサポートも手厚い。千葉市は、教職員同士でギガタブの使い方・活用方法を共有できる「ギガタブ掲示板」を開設している。GIGAスクール構想のもと、千葉市は子ども・教職員両方がICT機器に慣れる環境づくりにも取り組んでいる。
千葉市はICT機器とAI技術を活用し、子どもの深い学びをサポートする。

(執筆:デジタル行政 編集部)