宮崎県都城市「自治体AI zevo(ゼヴォ)」でClaude 3活用検証を開始[ニュース]

宮崎県都城市「自治体AI zevo(ゼヴォ)」でClaude 3活用検証を開始[ニュース]

都城市は、シフトプラス株式会社と共同で開発した自治体専用の生成AIシステム「自治体AI zevo」を通じて、新たにClaude 3(Amazon Bedrock On Anthropic Claude)の活用検証を開始した。

活用検証の概要

「自治体AI zevo(ゼヴォ)」は、ChatGPTを基盤とした自治体専用のAIシステムだ。都城市が2023年にシフトプラス株式会社と共同で開発し、活用をスタートさせていた。

今回の実証実験は、自治体AI zevoにClaude 3を搭載し、動作検証を行ったうえで実用化を試みるものだ。Claude 3は、アメリカのスタートアップ企業Anthropicにより開発された最先端の生成AIモデルで、従来の生成AIよりも優れた性能が期待されている。

今後の展望

本検証は、都城市総合政策部デジタル統括課によって公開情報を活用しながら進められる。検証結果を基に将来的には他の自治体への展開も検討されている。

また、自治体AI zevoは、ほかの生成AIとも連携が可能なため、都城市では今後もさまざまな生成AIについて検証を進めていく予定だ。

(執筆:デジタル行政 編集部)